ゆく河の流れは絶えずして

関東は生まれてから4年前までずっと住んでいた場所。
そしていつの日か戻る場所。

子供がいるというのが一番の理由だが、
姉妹や知人たちと会えるという楽しみもあって
年に何回か帰っている。  


”東京駅舎内の天井を眺める人たち”

私の年代になると子供の結婚や出産、親の介護の話が多いが、
失職やそしてそれ以上に悲しい出来事を経験した人も
少なからずいた。

当たり前のことだが、人生は絶えず流れていて
突然考えてもみなかったことが起こる。
常日頃の覚悟が必要と改めて思った。

夕方新幹線で戻ってきた。

降りたホームでは多くの人が車内で出た
自分のごみをきちんとごみ箱に捨てて
足早に去っていく。

小さいことだけどほっとした気持ちになる。