対価について

今日は連れ合いと電車に乗って居酒屋へ行った。

地酒がいろいろ選べるし、料理も美味しい居酒屋だった。

途中で夫とお金の話になった。

最近は物の値段がわかりにくくなったね〜。

洋服を例にとればひと昔前は 安いものは
粗悪品が多かったけど今はそこそこ質を保っているし、
食べ物だって味はそれほど違わないのに
選び方によって食費に大きな差がでるし。

実際今日の居酒屋も満足度の高さに対して値段は
お手頃すぎていた。(もちろんありがたいのですが)

そういうのってどこかは儲けているのだろうけど、
どこかにはしわ寄せがきているっていうことだ。

ある時から異常なほどにお金自体が商品になって
お金がお金を生むシステムができてしまった。

そして労働の対価が不当に低くなった。

毛細血管によって体の末端まで血液が廻るように、
お金も隅々までうまく廻らないといけないと思う。

労働に対しても正当な価格がつくような仕組みを
考え出さないといけないよね、という結論に達した。

坂本竜馬が好きだというテキパキした店主は
忙しいのに出口まできて送ってくれた。
私たちは感謝して店を後にした。