ブータン旅行記 6

「7000m級のブータンヒマラヤの山々」

天気の良い朝 ブータン西部 ドチュ・ラ(峠)から
美しいブータンヒマラヤを眺めることができました。

西部ティンプーから東部ジャカルまで265km
バスで移動します。

東西を貫く道路は舗装されていますが、車のせいか 運転のせいか
手抜き?舗装のせいかわかりませんが 揺れが半端でありません。

ほとんど車の中にいたのにスマホ歩数計が36000歩と
なっていました。いかに揺れていたか・・・^^;

東部ジャカルで泊まったホテル

暖は風情のある薪ストーブ。
つけると暑くなりすぎて 温度調節が難しいです。

ここの薪は主に松。松ぼっくりが大きいです。
まず一緒に入れた松ぼっくりに火をつけると簡単に薪が燃えてきます。

部屋のドアにかかった布。

このホテルは寺が経営していて、すぐ裏山に
僧侶の学校があります。

朝子供の僧侶たちが食事を拵え、庭で食する姿を
見せてもらえるということで 早起きしました。

たくさんの僧侶の卵たちが薪をくべて大きな鍋で
スープとおかゆ?を作っていました。

小さな子供たちが親元を離れ寄宿舎生活をしていると思うと
胸につまされるものがあります。

自由になるのは日曜日だけ。街では僧侶の服を身にまとった
子供たちが散歩したり、お喋りしたり、携帯したりする姿を
見ることができます。

僧侶は地位が高い上、僧侶になるまでお金は一切かかりません。
子供のたくさんいる家は貧しさゆえに、裕福な家庭は
名誉のために、家庭から僧侶として送り出します。

政府にとっては犯罪をストップするための受け皿でもあるのでは
ないかと想像しています。

俗社会に戻るのは可能かガイドさんに聞いてみました。
それは可能ではあるけれど、それまでかかった生活費を含めた
すべての費用を返さないといけないそうです。
貧しい家庭の子息は簡単には許されないでしょうね。

<一口メモ>

動物たちと共生するブータン人。
街でも村でもたくさん犬がいます。
かまわなければとてもおとなしいです。

車道には牛が、駐車場には馬が。
他に鶏、猫なども見かけ さすが命を大切にする
ブータンだなぁと感じます。

こんな感じでいたる所で退屈そうに寝ています

ブータン東部の村の民家のストーブで温まる猫