TPP参加が正式に決まり、交渉に出席するため列をなして待っている
担当者たちの写真が掲載されていました。
交渉は秘密裡に進み、一般公開は許されないという。
主導権ががっちり握られてしまっている印象は否めません。
今の政権に変わってすぐの時(だったと思います)ある大臣が
「TPPのような交渉の場では こちら側からルールを提供していく
ぐらいでないといけない。 絶対に飲まれてはいけない」というような内容の
発言をしていたことがあります。
準備万端整って 言うべきことを言える態勢になっていることを信じたい。
わたしたちはそう願うことしかできません。
それから資料は1000ページに及び、当然ながら英語で書かれているという。
母語や母国語が英語の国は有利、日本人も英語に力を入れないといけないのでしょうが、
逆に日本語も大切にしていくべきだと強く感じました。
確かTPPには日本語も”非関税障壁”として撤廃される可能性があるという記事を
読んだ記憶があります。 もし実現したらやがては日本語が排除されていく運命に??
「TPP」→「日本語を大切にしたい」という思いは飛躍しているかもしれないけど、
社会が他の言語に置き換えられれば 日本語であるがゆえの感性とか考え方は
すっかり消えていってしまうでしょう。
豊かな表現を持つ日本語がいつまでも残ることが強みになるのでは。
これから先さらに日本語教育に力を入れていくべきだと思います。