今日は68回目の広島原爆忌。
世界が大きく変わりつつある今、今朝行われた式典が
以前よりずっと重く 意味あることのように感じました。
一冊の本や一本の映画だけではとても計り知ることが
できない戦争。
幸いなことにわたしは戦争時代を生き抜いた両親や
叔父や叔母、また他の先輩たちからぽつぽつと
断片的であっても 直接話を聞くことができました。
「戦争反対」と唱えているだけでは戦争はなくならないよね
というのが最近の思いです。
実際に体験した方たちの生の声を聴くことはとても大事だと思います。
終戦から68年たった今 そういう方たちが高齢になってきたので
残された時間があまりありません。
と思っていたら 戦争体験を語り継ぎ当時の様子を伝える場所が
日本全国に多くあることを知りました。
ここにあげたサイトは多くの人に知られている記念館ですが、
他にも各地域での小さな戦争資料館もあるようで
戦争体験者のお話や当時のその街の様子を知ることができるようです。
平和祈念展示資料館(東京 新宿)
http://www.heiwakinen.jp/about/visit.html
真鶴引揚記念館(京都府)
http://m-hikiage-museum.jp/about-us.html
広島の平和記念資料館
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/
長崎の原爆資料館
http://www.city.nagasaki.lg.jp/peace/japanese/abm/
沖縄県平和記念資料館等
http://www.peace-museum.pref.okinawa.jp/index.html
遊就館(東京 靖国神社)
http://www.yasukuni.jp/~yusyukan/index.html
桜の美しい靖国神社ですが、遊就館は気が進まず 未だ訪ねていません。
賛否分かれる場所のようなので、いろいろ考えるきっかけになればと思う。
知覧特攻平和会館(鹿児島県)
http://www.chiran-tokkou.jp/index.html
知覧は数年前訪れました。
当時の20歳前後の特攻隊員たちの家族に送った手紙や遺品が
戦争の惨さを伝えています。
また会館の隣に再現されている「三角兵舎」は
次の日に飛び立つ隊員の為の簡易ベッドが並んだ宿舎。
http://www.chiran-tokkou.jp/floor/barrack/index.html
若い隊員たちの「ほんとは もっともっと生きたい!」という
叫び声が聞こえてくるような空間です。
さらに探してみたら・・・
佐世保市に驚くような防空壕跡が保存されていて見学できるようです。
http://www.sasebo99.com/sight_sasebo/mukyudou.shtml
小学生たち自身で掘った防空壕形式の 「無窮洞」 と名付けられた小学校。
ここで500人ほどの生徒たちが生活も授業もできるように作られているそうです。