戦争を想う暑い夏 4

戦争は長い間の大小の出来事が合わさって起こるもの。
日本も世界と大きく関わりながら進んでいます。

さらに政治も軍部も一人一人の国民もそれぞれの思惑が
複雑に絡みあっています。

今まであまり見ようとしてこなかった部分に触れてみようと思い、
関連した本を読んでみました。

歴史を理解するのはわたしにとっては容易なことではないです。



日清戦争から第二次世界大戦まで、国内外の政府要人の
思惑や政策の実行までの過程など細かく書かれていています。

それでも、日本人は「戦争」を選んだ

それでも、日本人は「戦争」を選んだ



特に中国と関係した大小さまざまな事件を通して描かれた
1926-1945年の昭和史。
芥川龍之介野上弥生子などの作家たちも当時の
不穏な状況を憂いています。

市民は報道によって世の中の動きを把握している気分になって
いるけれど、実際は見えないところの力が大きく影響しています。
我々が本当のことを知るのは数十年たってから。
歴史はそういう不気味さを秘めているのです。

昭和史-1945 (平凡社ライブラリー)

昭和史-1945 (平凡社ライブラリー)




あくまで小説ですが、戦闘機や航空母艦のこと、当時の戦地での
兵士たちの生活や訓練の様子など知ることができました。

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)