靖国神社 「遊就館」 若者がいっぱいで驚きました

2ヶ月ぶりの関東。

今日も天気が不安定なので 九段下、市ヶ谷周辺の散歩は諦めて 
目的地の「遊就館」だけに。

境内から奥の「遊就館」へ行く途中、奉納のための武道の実演が行われ、
靖国神社らしいイベントだなと思いながら向かいました。



いかにもという建物ですが・・・



入り口はガラス張りのこんなモダンな建物です


3月16日(土)から12月8(日)まで
大東亜戦争七十年展 II」が開催されています。

ミッドウェイ作戦、ガダルカナル作戦、東部ニューギニア作戦など
各戦いごとに分け それぞれどんな戦いだったかを知ることができます。

常設展は明治維新から第二次世界大戦まで。
当時の大陸の状況、日本と中国、朝鮮、ロシアとの関係を再認識しました。

何せ膨大な資料なので、一回ではとても周り切れません。
館内は60分コース、90分コース、120分コースと分かれていて
それだけ量が多いのです。
(体力も気力も足りないわたしは半分ほどのところで退室しました)

もちろん戦闘機や回天が展示され、幾千もの英霊のご遺影もあります。


行く前は来館者は高齢の方ばかりだと勝手に思っていました。

ところがカップル、友達同士、一人でと若い人たち
多く占めていることに驚きました。

百田尚樹さんの「永遠のゼロ」や映画「風立ちぬ」などの影響でしょうか。

また小学生くらいの子を連れた親御さんたちも目につきました。


重くて暗くて行く気持ちにならなかった戦争資料館でしたが、
今回来てみて払拭されました。

こうして いろいろな形で途切れることなく次の世代に
伝わっていくことは良いことですね。



今日は2020年の東京オリンピックが決定されました。

原発問題があるのに本当に日本でいいのか疑問に思っていましたが、
決まってしまったら ぐずぐず言っていても仕方ありません。
気持ちを切り替えて 前を向いて進むしかないですね。

首相がきっぱり約束した原発問題の解決や災害に強い日本を
作っていくことを信じたいものです。

何といっても世界中で見ているから 嘘はつけません。
浮かれずに冷静に、落ち着いて。

世の中がただ浮かれていただけの1964年の東京オリンピックの時とは
全く違う感覚です。

こう感じるのは わたしたちの置かれている現在の場所が
成熟した日本であるが故の感覚だと思います。

偶然にも自分の「遊就館訪問」とオリンピック東京開催の決定が重なった日。

戦争で無惨に散った多くの命や苦労した方たちのためにも
これを機により良い日本を目指していくべきだと思った一日でした。