年数ばかり経っている主婦だけど 社会の動きを
知ることは決して悪いことではないと思うし、
子育て中のママさんたちにも 子供の教育という点で
大いに参考になる本だと思いました。
金子智朗著: 「合理性を超えた先にイノベーションは生まれる」
出版社: クロスメディア・パブリッシング
企業とかプロ棋士とかプロスポーツの選手とか
成功を収めた人たちは今までの経験、持っている価値観、
技術的な裏付けという合理性をふまえて
いざという時に 大きな決断をしているという。
またJAL、 トヨタ、 グーグル、 アマゾン、 ソフトバンク、
ヤマト運輸などの企業が どのようにして思い切った決定を
くだしたのか 各企業ごとにわかり易く説明されています。
そして子育てをする上でのヒントになると思うのは最後の章です。
効率性ばかりを追わない、
真の国際化にするにはその国(日本)の文化、歴史、風習、
言葉を理解して大事にする、
他国との差別化を意識する、多様性を認める・・・・等々。
それから一番のキーワードは ”自律”
組織の中で一人一人が自らを律し、自分で考える。
誰かに依存し、誰かのせいにしない。
企業だけでなく 家族という組織も同じことではないでしょうか。
そういうことを身に着けるためには
子どもの時からの教育が大切だと著者は書いています。