バーチャルお正月、バーチャルお盆

最近では無料で利用できる電話機能やウェブカメラがあるから
国内・国外に関わらず たとえ遠く離れて暮らしていても
それを実感することが少なくなってきていると思う。

両親と遠く離れて住む、子どもを持つ30代の女性が、
「両親が喜ぶから 一日一回は繋げます。
わたしの方は特に話がないから 母が一人で喋ってます。
自分や孫の元気な姿を見て 安心しているみたい」
と話していた。

もっとも彼女は今産休期間。 仕事が始まると
一日一回なんて無理かもしれません。

考えてみれば 無理に帰省しなくったって 
お正月やお盆に時間を決めて お互いに食卓に
集まれば カメラを通して一緒に行事を楽しむ
ことができます。

バーチャルなお正月やお盆にすれば 恒例の
ひどい渋滞や混み合う列車から逃れられます。
帰省は都合の良い時にすればいいのですから。

わたしは必要に迫られていないので 無料電話も
ウェブカメラもほとんど使いませんが、もし孫がいて 
頻繁に成長が確認できたら嬉しいだろうなと思います。

但し、いざ災害や病気の時にすぐに駆けつけることが
できないという点は 昔も今も変わりませんけど。