沖縄を3泊4日でレンタカーで周ってきました。
●沖縄県南部
「平和祈念公園」
正面に見えるのが ”平和祈念資料館”です。
沖縄戦終焉の地に造られた広大な敷地の中に平和祈念資料館、
戦没者墓苑、全戦没者の名前が刻まれた碑などがあります。
館内には当時の悲惨な様子が再現されています。
展示品を見終わるとガラス張りになった美しい海が見える空間が
拡がっていて ”希望”を感じさせます。
国籍や軍人、民間人は問わず、沖縄戦における全戦没者24万人の
氏名が刻まれています。
平和祈念公園から北東へ20キロほど車を走らせると ユネスコの世界遺産に
登録されている”琉球王国のグスク及び関連遺跡群” (注1)のうちのひとつ
「斎場御獄 (せーふぁうたき)」に着きます。
注1) グスクとは琉球列島全域に分布する石垣で囲まれた城のこと
注2) 御獄(うたき)とは琉球地方に広く分布している聖地のこと
琉球王国時代に祭事がここで行われました。
”三庫理(サングーイ)”
大きな鍾乳石の空間の突き当りは当時の拝所となっています。
この辺りはパワースポットとして人気があるようで、多くの若者たちが
訪れていました。
全体が神聖なものなので、むやみに手を触れないようにと
いたる所に注意書きがされています。
”久高島(くだかじま)”
上記の”三庫理(サングーイ)”を抜けると小さな島 ”久高島”が見えてきます。
琉球王国創始の神 ”アマミキヨ” がここに降りたという最も神聖な場所。
歴代の琉球国王はこの久高島を欠かさず参詣していました。
途中にあった小さな水たまりは沖縄戦で米軍が砲撃した時にでき、その跡を
残しています。沖縄全域でこのような大きな砲弾が使われたようです。
カフェ ”海のイスキア”
斎場御獄の入口近くにはいくつかのカフェが並んでいます。
こちらは広い庭付きの一軒家。店内でも庭でも飲食が楽しめます。
目の前に拡がる素晴らしい海。
写っていませんが左手に久高島も見えます。
遠くに浮かぶたくさんのパラグライダーは神聖な地とは対照的な光景ですが
ポップな世界を眺めながらのランチやお茶もまたよいものです。
日中晴れていればTシャツでok。爽やかな風も吹いていました。
”旅は楽し 〜 沖縄 2 〜” に続く・・・