今日は京王井の頭線 ”駒場東大前”近くにある「日本民藝館」へ。
4月1日から6月8日まで 「九州陶磁展」が開催されています。
唐津、伊万里、小鹿田(おんた)、薩摩、 種子島など九州の
焼き物の他に瀬戸、美濃、中国、朝鮮の陶磁器や沖縄の
木綿織物も展示されています。
柳宗悦(やなぎむねよし、1889-1961)は日用雑器に美を見い出し
その概念を普及させ、生活に美を取り入れることを押し進めました。
この民藝館が建てられたのは 向かい側にある柳宗悦の
住居(西館)が完成した翌年。
作品は知識ではなく 直観でみるものだといい、説明書きが少ないです。
先入観ないままに いいね、素敵だね、使ってみたいな、などという
思いが素直に湧いてくれば 美術館巡りの楽しさは倍増しますね。
江戸時代の大津絵や三春人形や鴻巣人形など 企画以外の作品も
多く飾られていました。
特に素朴な「大津絵」や「三春人形」は見ていて微笑ましく
昔 大津(滋賀)や三春(福島)を旅行した時に お土産に
買ったのを懐かしく思い出しました。
「日本民藝館」のサイトはこちらです
http://www.mingeikan.or.jp
日本民藝館を後にして 京王井の頭線と地下鉄銀座線を乗り継ぎ
「表参道」に出て遅い昼食を。
青山学院大学前あたりの青山通りはオーガニックのお店が多いと
聞いているので、そのひとつ英国・コッツウォルズ発の
「ディルズフォード・オーガニック青山店」(Daylesford Organic Aoyama)に
行ってみることにしました。
1階はブッフェ形式、2階はワンプレート形式のランチができます。
今日は1階で。各種野菜、サルサ風ソーセージ、2種類のスープ、
パン、コーヒー、紅茶、他冷たいドリンクを好きなだけいただけます。
値段は1300円。 中でもポテトサラダがとっても美味しかったです。
蒸した(おそらく)コロコロのにんじん、かぶ、大根+特製の
ドレッシングもいい味でした。
白木の椅子とテーブル、上には小さな白い花が飾られていて
ごくシンプルな空間になっています。
食事も素材そのものを味わうといった感じのもの。
とてもゆったりした時間が過ごせます。
入り口入って右側は商品が売られています。
ハーブティー、クッキー、ドレッシング、ジュース、ジャム、
ケチャップなど思わず買いたくなるものばかりでした♪
他ネットで探してみたら 珍しいオーガニックのお鮨屋さん「鮨大内」、
地下に自然食の八百屋さん「野菜市場」と併設されているレストラン「広場」、
こちらはビーガンなどのベジタリアン向けのようです。
また裏道には韓国旬菜「こさり」、「おひつ膳田んぼ 表参道店」なども。
青山通りを表参道を超えて進むと 右に ”246COMMON”があります。
入り口は狭いのですが、びっくりするほどの奥行きがあります。
ちょっと覗いてみました。
約250坪の敷地に20以上の車両型の店舗が出店していて 産直の野菜や
食物を買ったり、飲食したりできます。
中央に備えられたテーブルではたくさんの若いひとたちが食事やお喋りを
楽しんでいました。本当に若い人ばかり!!
新しい食の形を求める人たちなんでしょう。