派手さの裏にある芸能人の思い

先日 ある雑誌の中の 「刻まれた時を旅する」 という記事を読んだ。

書き手の生まれ故郷は1300年前の都、奈良。 
帰郷して奈良の地に足を踏み入れると 延々と繋がっている
「時」を感じるという。

変化の速い東京にいると目移り、心移りが激しく 結局自分が何をしたいのか、
何がほしいのかわからなくなってしまう。 
20代半ば過ぎ頃から そんな自分をもったいないと思うようになった。

今ではあえて手間ひまかけて料理を作り、丁寧に作られている
古着を選んだりしている。 

人に奈良のおススメの場所は敢えて教えない。
そう尋ねた人から「手間」を奪ってしまうことになるから。 
情報誌などで探して 自分が行きたいと思うところに行くのが
一番ですと伝える。

そんな内容でした。 

この記事を書いた人は Kinki Kids堂本剛さん

歳のせいでしょうか。 芸能人に対してもそれほど私生活に興味が湧かなくなりました。
おそらく日常は いい車に乗って 素敵な住まいに住んで 高価でお洒落な服を着て、
旅ではファーストクラス・・・・・なんでしょうけど そんなことは芸能人だったら
当たり前で どうでもいいことです。

音楽も手間をかけて曲をつくり、音楽と向き合う時間を大事にしている。
そして音楽を聴きにきてくれる人に感謝しながらのライブは楽しいという。

根底に流れる思いはファンにも伝わっていくでしょう。

今度テレビで見る機会があったら こういう感覚でつくられている曲を
是非聴いてみたいと思った。








 


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