散歩は楽し 〜御室桜は今実をつけています 仁和寺 (京都) 〜

阪急線「西院」駅 →(徒歩) → 京福線「西院」駅 →
京福電鉄嵐山本線帷子ノ辻(かたびらのつじ)」駅 → 
京福電鉄北野線御室仁和寺」駅というルートで仁和寺まで
出かけてきました。





京福電鉄の一車両の可愛らしい電車。 車内は何となく懐かしい・・・




西院駅から乗ると 帷子ノ辻駅で嵐山行きと北野白梅町行きに
分かれるので乗換えます。ちょっと迷いました。
御室仁和寺」駅で降りたら徒歩数分で着きます。




存在感のある「二王門」
真言宗御室派総本山の仁和寺は 宇多天皇が退位後
法皇となり、住居(御室)として使われていました。



        
(左)金剛力士像  鎌倉中期に創られました
(中)五重塔 寛永21年(1644)の建立
(右)経蔵  寛永から正保年間にかけての建立
釈迦如来普賢菩薩などの仏像と共に経典が納められています。

なぜ江戸時代に建てられたものが多いのか?
応仁の乱(1467〜77)で全て伽藍が焼失してしまい しばらく
空白の時期があり、その後徳川時代に 復興が始まったそうです。




寺院内の廊下の引き戸に描かれた美しい桜



        
(左)仁和寺宇多天皇を流祖とする華道御室流の家元だそうで、
西洋とは対極にある引き算の美です
(中)庭園を眺めながら院内を周ります
(右)眩いばかりの新緑


「御室桜」

遅咲きの桜が200本ほど植えられています。

普通より背丈の低い桜です。土の下が岩盤になっているからというのが
通説ですが、実際は粘土質の土壌だそう。

粘土質も土中に酸素や栄養分が少ないため 桜が根を伸ばせない
要因の一つになっているようです。詳しいことは現在もまだ
調査中とのことです。

200本が一度に咲いたらきっと見事でしょう。
その時また行ってみたいですが、かなりの人出になるようです。



    
(左)遠くから見た御室桜
(右)今はたくさんの小さな実をつけています



カフェ「御室さのわ」

二王門の前でなく敷地端にある横断歩道(信号あり)を渡ると
すぐに見えてきます。



        
(左)陶器がお洒落に並べられた店内
(中)とても暑かったので”涼菓”と番茶セットを注文しました。
ゼリーに黒豆の甘露煮、黄な粉、白玉・・・涼みました。
次回は単品でボリューム感のあるケーキとお茶を。
(右)お土産に買った焼き菓子です♪



仁和寺からバスに乗ってすぐなので、「竜安寺」にも寄ってみました。
修学旅行中の学生さんや海外からの旅行者たちでいっぱい。
心落ち着けて見る・・・とはいきませんでした。

そんな混み合った京都を避けるため 早朝散歩を薦めている
本があると聞きました。 著者は京都在住の方。
一般の旅行ガイドブックとはひと味違う 京都の旅の本です。

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