散歩は楽し  〜 熊谷守一美術館(東京都豊島区)& パイナップルケーキ(南青山) 〜

関東に来ています。

先々週だったかNHK日曜美術館熊谷守一特集をやっていて
いいタイミングなので美術館に行ってみることにしました。

有楽町線「要町」出口2を出て要小学校を左に曲がって3〜4分の
ところにあります。



「熊谷守一美術館」

蟻の絵がそのまま壁画に

晩年は庭に一日寝転び、草や虫を眺めながら過ごしていました。



一階は ”cafe kaya"
陶器作品が展示されたカフェ。ゆっくりできますよ♪




(右)雨滴  1961年
(左)仏前  1948年

”仏前”を描いた前年、長女を結核で亡くしています。
それはそれは辛い日々だったことでしょう。
シンプルな描写の中に 消えることのない悲しみが表れていると思います。




猫の感じ、よく出ています。


岐阜市長であり、製糸工場を営んでいた父親の急死に
よって倒産に追い込まれました。

貧しさ、戦争、3人の子どもの死と悲しく辛い状況の中でも
絵を描き続けました。

人の出入りが多くなるということで、文化勲章も勲三等叙勲も
辞退。 権威に興味を示さない人でした。

無理してストイックにしているのではなく、それが自然体なのです。
また訪れたい美術館です。





熊谷守一美術館を後にして 有楽町線 要町駅から明治神宮前駅へ。

表参道を青山通りへ向かって歩き、さらに進むと右にプラダとカルチェの
ある交差点に出ます → 左に曲がり、Toyo Kitchenを通り過ぎさらに
進むと左手に木製の建物が見えてきます。



「Sunny Hills」(微熱山丘)

電線が残念でした(ーー;)

台湾のパイナップルケーキのお店。
5個入1500円と10個入3000円の2種類しかありません。

店内に入るとまず2階に案内され、中国茶とパイナップルケーキ
1個丸ごと試食できます。

フランスのエシレバターを使用したりと台湾のものとは少し
レシピが違うようです。


凝った建物にお洒落な空間、その上お茶とケーキもいただいて
いいひと時が過ごせました^^


 



隅研吾氏の設計だそうです。
何とも奇抜な建物で、一見の価値ありです。





こちらは5個入り。
布製のバッグに入れてくれます。