英語圏、特にアメリカではもう何十年も前から本気で人工知能についての
研究、開発をしていて、そのうち人間を超え、人間を支配するまでに
なるそうで、一体どんな世の中になっていくのでしょうか。
日本はそれとは対照的に 主役はあくまで ”人”なので、主に
人工知能に人間的なもの吹き込むことを考えて開発しています。
(と思っているし、そう信じたい・・・)
すでに介護や農作業など重労働から解放するロボットが活躍し始めています。
今回本屋さんでたまたま手にした本は ITは人間本位のサービスのためにあると
断言する方のお話しです。
梅崎健理著: 「ツイッターとフェイスブックそしてホリエモンの時代は終わった」
著者はツイッターで使われた「〜なう」という言葉を生み出し、
またツイッターを通して孫正義氏と直接会うことができた
高校生(当時)として知られている人物です。
ITは人間に、より人間らしさをもたらすものだと考えていて
それを ”ニューアナログの時代” と著者は呼んでいます。
ネットの時代と言われているけれど、ツイッターは利用者が増えた分、
めんどうなツールになってきたし、SNS(ツイッターやフェイスブックなど)の
お蔭でライブやイベントなどが増えて 逆にリアルな世界の復活をもたらしました。
つまるところ人は人と会って何かをするのが好きだと言います。
では具体的にこれから何をしようとしているのか?
ネットでの買い物を大きく変えたい。
チャット形式で商品について質問して答えてもらう。
そして数多くある商品の中から買いたい本人にぴったりのものを勧めてくれる。
ネット上の店員さんです。
キャラクターの名前もすでに決まっています。
今テレビでよく売れているあの人と同じ名前です。
電子書籍も大きく変化させたいと言います。
現在のただの板のような電子書籍を 極力紙の本に近づけていきたいそうです。
電子書籍が一枚一枚めくれるような本になればかなりの進歩です。
著者の生き方、考え方も決まりきったものではないです。
例えば 大学に入ったら履修届だけを出して、単位をとって
サークルに入って・・・という当たりまえの大学生活はいや。
大学生活はそうであるべきもの、とただ思い込まされているだけなんですよね。
それぞれが自分で考えて好きなように自分の責任で行動すればいいことです。
10代で すでにできるだけ早く起業して世の中をよくする
ために働きたいと思ったのだそうです。
そうやって早くに物事の本質に気づいたら、
きっと困難も困難ではなくなるんだと思います。