気づくと音楽を聴かない時間が長く続いていた

いろんな理由でここ数年、音楽を聞くということがなかった。

3年ほど前に我が家のラジオ付きCDプレーヤーが壊れ
そのままになっていた。

同じ頃 車のCDプレーヤーが壊れてしまい、車内では
ラジオを聴くのみ (クレージーケンバンドとかスピッツとか
ケツメイシとか竹内まりやとかよく聞いてた・・・)
修理代を尋ねたら結構高かったので 直す気力が失せ・・・

以前よく通ったコンサート(ほぼクラシック)への
熱も今は冷めてしまっている。

ipodが出た当初 うきうきとして手に入れてピアノ曲をよく聞いていたけど
それもやがて面倒になって 机の引き出しの奥にしまわれたままで、
この間整理した時、処分した。

そんな風に音楽と縁のない時間が過ぎていったけど ここにきて 
家でゆっくり音楽を聴きたいという欲求が湧いてきた。
                         
お店に行って販売員の方にいろいろ説明を聞いて CDレシーバー
とスピーカーを思い切って買うことにした。

スピーカーも種類が多すぎて何がいいのかわからない。

環境的に大きな音は出せないので、小さい音量でも
よく聴けるものをと希望した。

高橋真梨子のCDをいろいろなスピーカーで聞かせてくれた。

比べると確かに音が違う・・・

ジャズに合うもの、大音量用のもの、小さい音量でもいい音がでるもの、
一部の海外メーカーの製品は 大きな家を前提に作られているから 
日本の家屋では 良さをなかなか発揮できないということも知った。

世の中にオールマイティなものというものはないので どれを選択するかを
考えるのは楽しい反面、面倒でもある。

ものの価値は単純に価格だけで決められないと思った。

そして何でも多様化している時代、年代によっても音楽の楽しみ方が
ずいぶんと違うんだろうなと思った。