情報が経験を上回る時代の先輩と後輩の関係

先日あるメルマガを読んでいて 確かにそうかもねと感じたことがあった。

それは、現代は経験より情報を重点に置くようになったということです。

ついこの間までは先輩(上司、親、先生・・・・)たちは若い世代より
経験を多く積んでいるということで ある種絶対的なものだったし、
一方通行的なものでした。

ところが今の時代、 知識も 悩み事の相談も 成功体験談や失敗体験談も
その気になれば簡単にアクセスできるので、特に身近な人を頼らなくてもよくなりました。

とはいっても情報は経験と違って過去の蓄積ではないから、あっという間に
多様化や陳腐化してしまいます。

知識は 小さくても好奇心いっぱいな子であれば  すぐ大人に
追いついてしまいそうだし、情報の取り入れ方もずっと速い
若い世代のほうが圧倒的に有利です。

じゃあ (わたしの場合)親として今なら子どもに何ができるのかと考えれば、
”失敗を怖がらないで 大いに好きなことにチャレンジしなさい" 
と言って、静かに見守ることくらいかな・・・

うかうかしていたら 親は子どもにすぐ越されてしまうし、好奇心のなくなった
親は単に足手まといの存在になってしまいます。

つまらないことや目先のことに拘らず、そして子どもの方ばかりを見ていないで
親自身も外気を吸わないと 親(先輩)としての存在が危うい時代に
入ってきているんだなぁと感じます。

でも情報って結局世界の誰か(人間)が発信したもの。

本当のことばかりではなく 嘘や 作り話や 煽りがたくさんあるから
覚悟して取り込んでいかないと さらにややこしいものになっていきます。