老親の介護と 孫の世話との ダブルで忙しい年代

最近、わたしの周りの知り合いの中で
親たちの介護と 孫たちの世話とのダブルで
忙しい人たちが増えてきました。

中にはやっと親御さんの介護が終わったと思った途端に、
連れの方の様子がおかしくなってきたという例もあります。

親たちの介護の場合、老人ホームや病院に
お世話になっていたり、同居していたりとさまざまです。

多くの高齢の方たちは デイサービスを利用したり
家ではヘルパーさんにも手伝ってもらったりして ぎりぎりまで
同居なり、独り暮らしなりをしています。

そしていよいよ自分の身の回りのことが 独りでできなくなると
ホームでお世話になるという例が多いです。

同居は一番大変だけど、別居の場合でも近くならば頻繁に
家事の手伝いや 無事の確認のために家を訪れているし、
遠くならば 月一で新幹線や飛行機で様子を見に行く
なんていう人もいます。
 

孫に関しては 今は子ども夫婦が共働きの場合が多いので
出産時はもちろん、保育園の送り迎えや 小学生くらいまでは
孫の親が帰宅するまで一緒にいてあげる(同居、または
近くに住んでいる場合)という例も多くあります。


高齢者や孫との住んでいる距離の違いや、ご亭主が仕事から引退して
家にいるか、はたまた現役か それから女性自身が仕事を持っているかでも
女性の負担は大きく変わってきます。


そういう意味でわたしの年代は とても時間に追われていて、
お互いに会おうと思っても突発的に用事が入ったりして 
なかなかスケジュールを合わせるのが難しくなってきています。

わたしは両親が歳をとった時の子なので、介護も比較的
体力のあるうちに終わりました。 

そして孫もいないので、今は知り合いたちの
そういう姿を外側から眺めている状況です。

言えることは 将来何が起こっても冷静でいられるために 
心身ともにバランスをとって 鍛えておきたいなぁと思います。


先日も超高齢の親御さんと小学生の孫の世話をダブルで
かかえている友人と話しましたが、自分たちに関しては 
高齢になってもお互い可能な限り 身の回りのことは人に
任せず、本人自身ですることを貫きたいよねという点で
意見が合いました。


先日 介護についてテレビで 元気なうちから どういう
サービスがあるのか 日頃から知っておくことが大切との
専門家のアドバイスがありました。

もちろん知っておくことは大事ですが 社会も家族も状況は常に
変化しているから その場にならないと 「あなたはこれ」という形は
前もって 決められないとは思うのです。


将来のことは神のみぞ知る・・・のだから。