安倍首相が掲げた 「一億総活躍社会」という言葉が面白い。
これからは老いも若きも稼ぐ(活躍する)人になりましょうということ。
本音は国の税収を増やすため。 活躍なんてしたくないという人も
いるでしょうに。
皆稼ぐことがあたり前になれば やがて専業主婦という存在も消えていく運命か。
時代の流れを感じます。
国として税収が増えるのはいいけれど、個人に戻してみれば 超高齢になっても
流されるままに 延々と働いていくというのは厳しい。
いままでのように 社会の決められたレールに乗って生きるのでなく、
自分はどう生きるのかを それぞれが考えていかなかればいけない時代なんだと思う。
子育てや教育、家事、日常のもろもろの問題など 何でもかんでも外注にして
お金で解決しようとすれば それ以上に稼がなければいけないので、
何のために働いているのか わからなくなることもあるような気がします。
パートナーや家族と価値観を共有して 子育てとか教育とか家事とか
それ自体を一緒に楽しめたらいい。
心配は無用かも、すでに若い世代は そんな時代の風を感じ取って
いるだろうから。