”がん”の治療について元気な時に考えてみる

たとえ今 癌に罹っていなくても 癌になる可能性は誰でも
持っているので 普段からいろいろ意見を聞いておきたいと思う。







終末期医療もしかり。 こちらは絶対避けては通れない道・・・


どちらも政治が決めるものではないし、病院が決めるものでもありません。


決めるのは当の本人です。


答えは一律ではなくて、ひとりひとり捉え方が違うので、
それぞれが自分の意志をしっかり持っていないと
後悔することになるけど その時はもう体力も気力もなくなっています。


同じ痛みに対して強く感じる人と、それほど辛くないという人もいます。


辛くても完治の可能性を信じて 治療を続けたいと思う人。


痛みを止めてもらうだけにして 短くてもいいから最期まで
今までどおりの暮らしをしていきたいと思う人。


それを決めるのは 結局自分や家族です。


世の中の医療に対する意識もずいぶん変わってきています。




主流の西洋医学では 癌を敵とみなし、その敵を
やっつけてしまえという考え方をしています。

(軍事戦略上の”仮想敵国”というのも西洋的な発想かも?)


でも元来日本は 八百万の神が棲む多神教の国。


癌治療でも たったひとつの治療だけを勧めるのではなく、
相談に乗りながら さまざまな方法を患者に提供していくのが 
本来のやり方のはず。


癌は闘う敵ではなく 温かい目を持ちながら
上手に付き合っていく相手だという考えなんですね。


医療だけでなく、今まで当たりまえに思ってきたことを
ちょっと疑ってみると 自分なりに新たな解決策が
見いだせるような気がしてきました。