五感や身体の力を意識して過ごすこと

先日のこと、 街を歩いていたらイヤフォンをした
女性が急に左右確認もしないで 裏通りの道を
渡り始めました。
 

くるっと自分の行きたい方向に体を変えた瞬間、
後ろから進入してきた車が あと数十センチ
というところで急ブレーキをかけて止まりました。


わたしを含めその場にいた人たちは 凍りつきました。

これがもし接触を起こしていたら この場合
ドライバーさんのほうが気の毒です。


仮にこれが自動運転車だったら 冷や汗をかくことも
なかったのかもしれませんが。


そして当のイヤフォンをしていた女性だけが 
まるで何事もなかったかのように 行きたい方向に
歩いていきました。


決してオーバーでなく、機械に支配されている
・・・と思える瞬間でした。


これから益々機械が 元々人の持つ五感や身体の
力をつぶしたり、置き換えたりしていきそうです。


歩きスマホをしてて 通行人とぶつかってしまったり、
みぞに落ちてしまったり。


海外ではカーナビを信じ切って 地図とリアルな現場との
違いに気づかずに 海に転落したり、麻薬取引が
行われているヤバイ通りに迷い込んで殺されてしまったりと
いった笑えない報道もあるようです。


人の健康状態を数値化して管理するなんていうのも
機械にゆだねてしまっているような・・・


2045年には人工知能が 人間を超えると言われているけど
はたして実現するのかどうか・・・


もしほんとに現実になった時、元来人が持つ力や五感を
失わない人と 機械にすっかり身をまかせてしまう人とに
分かれてくるような気がしてきました。


欧米の超知識層や超富裕層たちはコンピュータと
繋がらない時間を とても大切にしているという
記事を読んだことがあります。 本質を見抜いている・・・


考えたり決定したりすることや 動物的感覚を
忘れないように 特にこれからは意識して子育てを
するのが何より大事そう・・・