戦争を想う暑い夏 2016

今日は敗戦記念日です。 いつもは戦争関連の番組が
たくさん流されますが、今年はオリンピックの陰に
隠れてしまいました。

先日、何となくつけていた NHK Eテレ
美の壺」のテーマは ”金魚”でした。

たまたま見たのは 青色と黄色の色を持つ金魚を
掛け合わせて 緑色の金魚を作ろうとしている
90歳を超えた高齢の男性の話でした。

戦後シベリアに抑留され、日本に戻ってくると
ソ連からの帰国者ということで 差別に会います。
(戦争はほんとに理不尽・・・)

その後理解あるよき妻と出逢いますが、
20数年前に他界します。

その男性は90歳を超えて生きているのは 
何か役目があるに違いないと思いはじめ、
緑色の金魚の誕生に挑み続けます。

”シベリア抑留”という厳しい試練を受けた人の
「何か役目があるから 生かされている」と
発せられた言葉が心に残ります。

たとえ100歳になったとしても、仮に足腰が立たなく
なったとしても、人は誰も皆、何か役目があるから
生かされているのかもしれません。



今年も夕飯に”すいとん”を作りました。

冷蔵庫に残っている野菜をだし汁でやわらかく煮て、
→ *すいとんを入れ、 → お味噌を入れました。
(今回はにんじん、玉ねぎ、しめじ、じゃが芋)

すいとんは水と小麦粉と片栗粉を適量に混ぜて
ほどよい固さに練り、スプーンですくって 
別鍋に沸かしたお湯に落として火を通しておきます。

舌触りの良い、滑らかな”すいとん”玉ができました。

戦時中、最悪の時はただのお湯に”すいとん”が
浮かんでただけと聞きます。真似て作ってみたところで
当時の厳しさはわかりません。

昨年の ”すいとん”は関西風の薄味でした。
http://d.hatena.ne.jp/baikamo77/20150810/p1

メモを見たら昨年は小麦粉を水+卵少々で練っていて
こちらの味もよかったです。