一度行ってみようと思いつつ なかなか行けなかった
箱根の岡田美術館に行ってきました。
箱根湯本駅からバスで約20分、「小涌園」で
降りてすぐのところにある、広大な敷地の中に
建つ美術館です。
ここは入館料が2800円と高く、また入り口での
セキュリティーチェックも厳しいのですが
鑑賞後は充実した所蔵品や建物に 思わず
納得してしまいます。
日本画や東洋の陶磁器を多く所有していて
特に紀元前から近代までの中国、朝鮮半島、日本の
陶磁器がたくさん展示されていました。
何千年という器の流れがよくわかります。
欲しいなぁと思わせるものがいっぱいです。
また "若冲と蕪村 江戸時代の画家たち"という
企画展も開催中。
若冲の精緻で色鮮やかなタッチの "孔雀鳳凰図" が
公開されています。
若冲といえば色彩豊かな絵を思い描きますが、
水墨画もたくさん残していることを知りました。
"三十六歌仙図屏風絵" はユーモアが溢れています。
歌人がお琴に乗ったり、おはぎを作っていたりと
漫画をみているようですよ♪
またポツリと18歳以下お断りの葛飾北斎による
春画コーナーも設けてあります。
雨が降っていたので、庭園散歩は次回のお楽しみ
ということで 近くの「箱根ホテル小涌園」の
アフタヌーンティーでちょっと一休み。
バスで箱根湯本に戻り、箱根登山鉄道に乗って
「風祭」駅に行きます。
「風祭」駅すぐには「かまぼこの里」があります。
練り物好きのわたしなので、一度行ってみたかったところです。
”かまぼこ”のための市場で、広い店内にはそれはもう
創意工夫された多種多様なかまぼこが展示・販売されています。
こんな風に”かまぼこ”の料理の実際例も置かれています。
あれもこれもとつい買いたくなってしまいます。
他に ”体験型ミュージアム”や 食べ比べができる
”かまぼこバー”、”ビールショップ”などがあるようです。
外にはレストランが数件ありますが、通常の閉店は17時。
予約を入れておけば夜の食事もできるそうです。