自然発生している超高齢者たちとの交流

地元地域での活動が増えて2年目。
近頃は月に1〜2回、カラオケに行っています。

一緒に行く人は70歳〜90歳の人が中心です。
共通しているのは歌うことが好きということです。

私は若いころは付き合いで行っていたけど 声は
出ないし、音ははずすしで、もう2度とやることは
ないと思っていました。

再び誘われるようになると カラオケの楽しさが
今更ながらわかってきました。

歌うことが好きな人たちだから 「今日は市川由紀乃
いくわ」 「今日は不倫の歌特集で」「終戦(敗戦)
記念日だから戦争関連の歌にするわ」とその日のテーマを
それぞれ決めて歌ったりします。

その時代を偲んだり、切々とした恋心を歌うのは結構
楽しいものです。

私は西田佐知子さんや藤圭子さん、小柳ルミ子さんなどの
歌が中心です。


時には「湖畔の宿」や「月がとっても青いから」
なんていうのも選びます。 90歳のおばあちゃんと
一緒に歌えるからです。にこにこ笑って幸せそうです。

ホームで上げ膳据え膳での生活より、実社会で暮らす
ほうがどれだけ幸せなことか。わざわざのボランティア
活動でなく、自然に交流しながら 高齢者の
方たちに元気になってもらう、私もストレス解消になり
ありがたいことだと思います。

これは忙しい中、毎回メンバーを探してセッティングして
くれる人がいるおかげです。 

べったり人に頼らず、お互い距離を置いて交流する。
まもなくその域に入っていくであろう私もそうして
暮らしていきたいと思っています。