ちきりんさんのブログで皇室関連の本が紹介されていたので
読んでみました。
知っているようで知らない「日本の皇室」がわかる本: その伝統、知られざるお仕事、日常のお姿 (知的生きかた文庫 く 26-1)
- 作者: 久能靖
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2018/01/22
- メディア: 文庫
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私たちは 自分の経験や知識を基準にして答えを
出しがちだけど皇族に関しては 全く当てはまりません。
私たちにある職業の自由や結婚の自由もほぼなく、
一般人とは違う存在ですから、週刊誌的な話は
単なる娯楽でしかありません。
天皇家という存在は日本の根幹をなすもので、
それを存続させるには 私たちが知り得ない
ルールや約束事が数多くあります。
この本は天皇家のお仕事である国事行為、宮中祭祀などの
私的行為、被災地訪問などの公的行為、また初代天皇(神武天皇)が
誕生する以前の歴史などとてもわかりやすく書かれていて
新発見もあります。特に宮中祭祀のところは興味深く、
素直に「わっ、天皇って大変!」と思います。
憲法9条や天皇家の問題は日本を大きく揺るがすほど
大切なものなので、個人の気分で軽く国民投票などで
決められるものではないでしょう。
それでも、いえそれだからこそ、日頃から深く
自分なりに考え、どうあるべきか意見を持つことが
必要なんだと思います。
話はそれますが、先日こんな綺麗な和三盆のお菓子を
お土産にもらいました。
仕事で皇宮警察の視察に行った知り合いが
皇居内の売店で買ってきたとのこと。
菊の紋章や馬車やお花をかたどったお菓子、
食べるのがもったいないくらい。
といってもあっという間になくなってしまいました。
濃いお茶にとてもよく合いました。