皇室関連の本を読んでみました

ちきりんさんのブログで皇室関連の本が紹介されていたので
読んでみました。


現在天皇家女系天皇を認めるかどうかの論争があります。

私たちは 自分の経験や知識を基準にして答えを
出しがちだけど皇族に関しては 全く当てはまりません。

私たちにある職業の自由や結婚の自由もほぼなく、
一般人とは違う存在ですから、週刊誌的な話は
単なる娯楽でしかありません。

天皇家という存在は日本の根幹をなすもので、
それを存続させるには 私たちが知り得ない
ルールや約束事が数多くあります。

この本は天皇家のお仕事である国事行為、宮中祭祀などの
私的行為、被災地訪問などの公的行為、また初代天皇神武天皇)が
誕生する以前の歴史などとてもわかりやすく書かれていて
新発見もあります。特に宮中祭祀のところは興味深く、
素直に「わっ、天皇って大変!」と思います。

憲法9条天皇家の問題は日本を大きく揺るがすほど
大切なものなので、個人の気分で軽く国民投票などで
決められるものではないでしょう。

それでも、いえそれだからこそ、日頃から深く
自分なりに考え、どうあるべきか意見を持つことが
必要なんだと思います。


話はそれますが、先日こんな綺麗な和三盆のお菓子を
お土産にもらいました。


仕事で皇宮警察の視察に行った知り合いが
皇居内の売店で買ってきたとのこと。

菊の紋章や馬車やお花をかたどったお菓子、
食べるのがもったいないくらい。
といってもあっという間になくなってしまいました。
濃いお茶にとてもよく合いました。