〜 歌舞伎 一幕見を体験する (東銀座、東京) 〜

昨日は歌舞伎の昼の部について、今日は初めて
体験した一幕見について書こうと思います。



一幕見席は劇場の一番上階(四階)にあります。
上から見下ろすとこんな感じです。

舞台は小さく見えますが、全体を見下ろせるので、
また違ったよさがあります。

花道は見ることができません。

昼の部を観終わったのが4時15分前。
すぐに一幕見への案内係の人(とても親切でした)に聞いて、
専用のエレベーターで4階まで上がりました。

降りると目の前にチケット売り場が。
夜の部は二幕ずつ2回に分かれていて、一回が
2000円です。途中10分の休憩を入れて
二幕見れます。

昼の部は一幕ずつで各1000円でした。

今回は「絵本合法ヶつじ」という演目ひとつなので、
通しで(2回)見る人も多いようです。私は時間の都合上、
そしてお試しということで、前半だけを購入しました。


こんなチケットが渡されます。
私は34番。20分前に決められた場所に行き、
番号順に並びます。

自由席90、立見60あるようです。

時間が来ると、番号順に自由座席に案内され、
空いている席を取ることができます。

何と外国人客が3/4ほど占めています。
どこの国の言葉だかわからないけど、
フランス、ドイツ、イタリア(?)、台湾・・・と
思われる言葉が聞こえてきました。



「絵本がっぽうがつじ」

夜の部はこの演目のみです。

こちらも悪役2人、左枝大学之助と太平次の二役を
仁左衛門さんが演じます。

松嶋屋っ!」という大向こうの掛け声が何度となく
聞こえてきました。掛け声はこの階から発信されて
いるのですね、たぶん。実際に発している方を拝見したい・・・

一幕見席はいつも座る一階席とはまた様相が違っています。
これはこれで面白いので、これから行ける時に
ふらっと寄って 見てみたいと思いました。

人気の演目は混むようで、並ぶ覚悟がいりますが・・・



開始20分前まで 5階ギャラリーを見学して
時間を潰すのもよいかもしれません。