〜 秀山祭9月大歌舞伎を観に行く (東銀座、東京) 〜

秀山祭9月大歌舞伎は初代吉右衛門さんの功績をたたえ、
その芸を継承していくために始められました。

初代吉右衛門さんの演じた演目を今の役者さんたちが
どう演出し、演じていくかが見所です。







「松寿操り三番そう」

糸操り人形になった幸四郎さん。糸を操る後見人と息の合った
演技をします。

臥している人形役の幸四郎さんは舞台が見えないのに
後見人とぴったり動きがあっています。

おそらく三味線や小太鼓の音を聞きながら 動きを
決めているのでは?と想像しています。



「平家女護島 俊寛

近松門左衛門の作品です。
平家に反旗を翻した俊寛ら3人が女護島に島流しされて
います。地獄のような3年を過ごし、都から助け舟が・・・

しかし、俊寛は自ら罪を犯して、2度と島から出ないと
決意します。でも本心は・・・近松門左衛門らしく
僧侶でありながら最後は俊寛の人間臭さ・本音を暴きます。

吉右衛門さんの悲しみ溢れる力強い演技が光ります。



「幽玄 羽衣 石橋 道成寺

玉三郎さんが天女になったり、道成寺に怨霊となって
現れる白拍子花子になって登場します。

打楽器と舞踊の現代アート的世界です。

ごく小さな音から劇場いっぱに鳴り響くような音まで
和太鼓の持つ音色は非日常を演出しています。

妖艶な玉三郎さんと踊りと溶け合って、幻想的な
世界にひと時浸っていました。




     
お弁当は定番「あなご屋 銀座ひらい」のちらし寿司です。