今月27日(日)まで六本木の森美術館で開催されている塩田千春展に行ってきました。
入り口入っていきなりこのインパクトある部屋。真っ赤な細い紐が張り巡らされています。この中に立っていると、異次元にいるような気分に。体内のような、宇宙のような・・・
小さい頃経験した近所の火事をイメージして作製された部屋です。よく見ると、黒い皮の紐で作られています。完全なる非日常の世界に入り込みました。
子どものオモチャ、おままごとのようなミニチュアがしきつめられています。バックの外の景色と不思議とマッチしています。
塩田千春さんは生と死を考えつづけています。そして地域、宗教、人種などでの差別があることに不思議さを感じています。なぜ、なぜ、なぜ・・・そんな思いが作品に表れているのでしょう。
終了まで後2週間ちょっと。一度足を運び、作品の中に立って何かを感じてくることをおススメします(^^) ゾクゾクする空間です。