久しぶりに映画を観てきました。
ツイッターでちきりんさんが絶賛していたので
どうしても観たい!と駆り立てられました。
家福(かふく)夫婦は幼いころ娘を亡くして以来
心が凍ってしまった。
今でも妻を愛してる、これは間違いない。
でも妻が家福以外の男性と肉体関係を持ってることを
知っても特別に怒りがわいてこない。妻に問いかけもしない。
ただただ何事もないように日常を淡々と過ごしていく。
そして突然その妻が亡くなるという仕打ちが
待っていた。
他には笑顔のない、暗い女性ドライバー。
人をあやめてしまった舞台俳優が。
あるできごとをきっかけに心が凍ってしまった人たち。
どう乗り越えていくのかは人さまざま。
最後、女性ドライバーが選んだ道に意表をつかれた。
あるできごとが原因で感情を失ってしまった時、
人々はどう絡んだ糸をほぐしていくのだろうか。
切なく静かに流れていく映画でした。