どうしたら経済格差はなくなるの?考えてみました。

日本にも経済格差が広がってきていると言われています。

 

一体どうしたら、極端な格差がなくなっていくのでしょうか。

 

ひとりひとりが各自の立場で考え、自身の足場をキープしようと思うので、

相手を思う気持ちがなくなり、最後は強い者に吸収されていくように

なっていきます。

 

●例えば介護の世界

 

介護される人と介護する人。そしてその組織を運営する人で

回っています。

 

*介護される人は最小の支出で最大の介護を受けたいと思う。

 

*介護する人はせめて人並みな豊かさを手に入れたい。

そうしたら介護される人にも優しく適切に介護できるようになると

考えます。

 

*組織を運営する人は政府や自治体や入居者からできるだけ

たくさんお金を集めたい。

一方雇用者には最小の賃金で最大の仕事をしてもらいたいと思う。

 

これらはそれぞれの立場での思いです。

 

各自が強くこれを主張して平行線をたどっていれば、いつまでたっても

よい介護は実現しません。

 

この各立場の考え方のずれをどのように調整すればいいのでしょう。

 

まずは介護人たちの生活の安定を確保することが一番だと考えます。

 

組織の安定永続のために、雇用される人の賃金を上げることは

当然のことです。

 

また常々思っているのですが、

 

入居者たちは最小の支出で最善の介護をお願いしたいと思うのは

あたり前のことだけど、自分の生活や命を預けているところに対して

そんな安易な考でいていいのでしょうか。

 

ぎりぎりの収入でやっている人もいるでしょう。でも

中にはできるだけ節約して、子どもに残してやりたいと

思う人たちもいるでしょう。

 

その思いを一部だけでも介護してくれる側にも向けられないかと

思います。

 

一律強制ではない寄付という形で受け付ければいいかと。

 

人のさが(性)で、金額の多寡で扱いが変わってしまうこともあるけど

それではあまりに情けない。

 

また人よりいい介護を受けたいとの下心で寄付するのもいただけない。

 

両者共にあくまで多少にこだわらず、淡々と。

 

一番必要なのはリーダーの資質です。

 

上手く収入を増やせたら、職員たちの賃金を上げ、働く

モチベーションを高く持ってもらう。

 

そして常に介護に必要な技術を磨いてもらう。

 

介護する人を大事にしなかったら、自分に返ってきます。

誰もいつかはお世話になるのです。

 

こんな甘い夢のような考えだけど、実現したらいいと思う。

 

ひとりひとりの思いと実行が世の中を好循環させていくのでは?

 

リーダーさんたちには是非ともしっかりしていただきたいです。