清い世界はアートや芸事を衰退させていく

世の中がアーティストや芸人に普通人の常識を求める風潮に

なってきました。

 

今は不倫、同性愛者同志の出来事、その他不祥事ややんちゃはマスコミや

SNSで徹底的に叩かれます。

 

叩く側はさぞ清く正しく生きているのでしょうね。(これは余計なコメントです)

 

わたしが若い頃までは芸人たちのやんちゃは、法律に

触れなければ、当人たちが引きずり落されることはありませんでした。

 

おそらく、一般人に見えないところで泣いてる芸人たちが

たくさんいたとは思いますが。

 

昔はその苦しみを芸に吹き込んでいきました。

芸のこやしにしたのです。

 

歴史的にも絵画や音楽、俳優たちその他アートの世界では苦悩に

満ちたアーティストたちの姿がありました。

 

芸とは苦悩による心の葛藤を表現していくこと。

 

一般人と同じく、波風はそこそこに平和に暮らしていたら、芸が薄っぺらなものになってしまいます。

 

この相反する状況をどうするか、困難な問題です。

 

世の中は清濁合わさって作られています。

 

表向き清くなっていけば、汚点は地下にどんどん潜っていくでしょう。

 

芸人の行動をどこまで許すか許さないか

線引きは難しいです。

 

明日へ続く・・・