気持ちのフラット化

最近聞いた知り合いの話です。

仲間数人でいつものように話していたら
突然”私をそんな怖い顔で睨まないで!”と大きな声で
怒鳴られ、予想外のことにびっくりしたそうだ。

自分もその叫んだ人を知っているので、
いつも穏やかな人柄の人の言動を聞いて驚いた。

おそらく体調不良か何かのストレスでコントロール
効かない状態だったんだねという結論に達した。

歳をとるたびに体の衰えや身近な人の死に遭遇することが多くなり
不安材料が増してくる。私もそんな年齢に突入しつつあることを
年々感じるようになってきた。

難しいことだけどその事実を素直に受け止めて 歳をとるごとに
自分自身を戒めていかなければいけないなぁと思う。

昨日101歳で詩人の柴田トヨさんが亡くなったことをニュースで知った。
当然高齢ゆえの辛さがあったと思うけど、気持ちを切り替えながら
ユーモアの精神で苦難を乗り超えていかれたんだと思う。
きっと半端でないエネルギーが必要だったでしょうね。

普段から僻みや嫉妬や恨みなどなど極力負の思いは断ち切って
気持ちをフラットにしていたい。でもでもまだ修行は不充分。

我が家の家訓(?)
「”世の中思うようにいかないことばかり” だから生きている意味がある」
むくむくとよからぬ気持ちが湧いてきた時は この言葉を思い出して
過ごすようにしている。