夏の風物詩 「鵜飼」

数日前、「木曽川」の鵜飼に女性の鵜匠が
誕生したとの記事があった。

6月から9月にかけては「鵜飼」の季節です。

Wikiさんによれば、
現在笛吹川木曽川長良川宇治川筑後川など
日本国内11府県の川
で鵜飼は行われているそうです。


また、(以下はウィキペディア ”長良川鵜飼” から引用しています)

長良川における鵜飼は日本で唯一皇室御用の鵜飼であり、
長良川の鵜匠は職名を宮内庁式部職鵜匠といい、
長良川の鵜飼用具一式122点は国の重要有形民俗文化財
長良川鵜飼漁法は岐阜県指定重要無形民俗文化財である。
また、鵜匠家に伝承する鮎鮓製造技術、長良川鵜飼観覧船造船技術、
長良川鵜飼観覧船操船技術は岐阜市指定無形民俗文化財となっている
                      (以上引用終わり)

従って長良川の鵜匠さんたちの身分は国家公務員だそうです。

”鵜飼”は日本の残すべき伝統のひとつとして しっかり守られているということなんですね。


2年前、宇治川」の鵜飼 を見に行ったことがあります。
こちらはすでに2人の女性の鵜匠が活躍されていました。

あたりが薄暗くなる頃、観光客を乗せた”屋形船”数艘が
”鵜舟”を取り囲むようにして 匠の技が始まります。

かがり火に驚いて集まるアユたちを鵜が獲るさまは
健気でいじらしいです。

観客たちでさえ熱く感じるので、かがり火の間近にいる
鵜匠さんや鵜たちはもっと熱く感じていると思います。

貸切りの屋形船では船内での食事も可能。
個人で行く場合は予約の必要はありません。


宇治川」の鵜飼のサイトはこちらです
http://www.kyoto-uji-kankou.or.jp/topics/ukai2013.html


(以下の写真すべて2011年7月撮影)

夕暮れ時の「宇治川

鵜飼が始まる前の女性鵜匠による説明がありました

熱く燃えるかがり火の廻りで懸命にアユ獲りをする鵜

夜の「宇治川