これから先も考え続けたいこと 3

前回のエントリの終わりはこれでした。


「 移ろいゆく世界をつかさどる法則が 「空」

「空」 を理解することで モノの見方を180°転換できるのです。 」


よく出てくる例えですが、

水が半分入ったコップがあって

これを ”水がもう半分しかない”と思うのか、
あるいは”水がまだ半分もある”と思うのか。

簡単に言うとこういうことなのかな・・・・


今日は録画して見た「100分de名著 般若心経」 第3回
「”無”が教えるやさしさ」です。


やっぱり理解し難く、何度も繰り返しテレビを見て、
テキストを読み返しました。

般若心経では ”無” が何度も繰り返されます。

人の”五感”も”思い”も無い。
”老い”も”死”も無い。
釈迦のいう”煩悩”も”悟り”も無い。


釈迦の教えを一旦脇に置き、万人が理解できるよう
すべてを「無」つまり ”ないもの”としました。


苦しんでいる人、自分を変えたい、壊したいと思っている人は
「般若心経」を唱えていると 物の見方が変わるよと言っています。


一旦枠組みを壊そう。壊せば新しい何かが生まれてくる。

そして心にパワーが湧いてきます。 まるでロックのよう。

ジョン・レノンスティーブ・ジョブズも仏教(禅)の世界に
傾倒していました。


ジョン・レノンの「イマジン」では天国も地獄も国境も
宗教も無い世界を謳っています。(no heaven, no hell,
no countries, no religon・・・)

海外では「般若心経」が[Heart Sutra=心臓のお経]として
広まっているのです。


目標を掲げて頑張った結果、ボロボロになってしまった人、
一度何も無い状態にしてみよう。


菩薩のように 人のために生きる生き方も 苦しみを消すひとつの道です。


「般若心経」は教えてもらうものではありません。

ひたすら唱えて 自分の心がスパークした時だけ 役に立つものなのです。


とこんな感じでした。


続く・・・