広島から兵庫の西側にかけての瀬戸内は牡蠣の養殖が盛んです。
旬の牡蠣を食べるために 思い切って岡山県の日生町
(”ひなせ”と読みます)まで行ってきました^^
「カキオコ」とは 地元名産 ”牡蠣のお好み焼き”のことです。
かきの養殖をするための第一条件は養殖に使う筏(いかだ)が
安全に設置できる場所で行うということです。
波が穏やかでないと、竹で作られた筏が大きく揺れて
大事な牡蠣が海底に落ちてしまいます。
また牡蠣が育つためには夏も冬も海水が適温でないといけません。
瀬戸内はそんな条件を満たした場所なんです。
余談ですが、日本の牡蠣生産量ランキングは
第一位広島県、 第二位宮城県、 第三位岡山県、
第四位岩手県、 第5位三重県だそうです。
カキオコのお店はた〜くさんあります。
屋台であったり、バーベキュー形式のオープンレストランであったり、
普通の食堂であったり、テイクアウトのお店であったりと 種類はいろいろ。
パンフレット(最初の写真)の裏には16軒のお店が載ったカキオコマップが
描かれているので、情報をよく見て行きたいお店を探しましょう♪
屋外のバーベキューレストランでは主に若者のグループが
ビールで盛りあがっていて賑やかでした。
わたしは普通の食堂に入って、「カキオコ」と「焼き牡蠣」を注文しました。
今年は小さ目だそうですが、とっても美味しかったです。
牡蠣とお好み焼きがこんなに合うなんて・・・
「五味の市」という鮮魚と野菜を扱う大きな市場があります。
到着したのが午後だったので、鮮魚売り場は終了していました。
写真右は野菜コーナーで見つけた地元産「あたご梨」です。
こんな大きな梨は始めて。通常の3コ分ほどありそうです。
さすがフルーツ王国、岡山県。
買ってないので、残念ながら味はわかりませんが^^;
「日生駅」(JR赤穂線)の駅前通りの道にはおシャレなタイルが
はめ込まれています。 写真左からシャコ、エビ、カレイ、
他にみかん、野生の鹿、カニ、フグなどがありました。
日生駅前に拡がる美しい景色。
左手の橋は本州と鹿久居島とを結ぶ「備前 ♡ 日生大橋」 (「びぜんひなせおおはし」と
読んで、間にはハートマークが入ります) で今年の4月16日が開通予定です。
ハートマークの入った名称は公募で決定されたそうです。
あの橋を渡って向こうの島まで行ってみたかったなぁ。
こうして今まで気づかなかった全国的ではないけれど 地元では
人気があるスポットを訪ねるのも楽しみのひとつです。