シャープの亀山工場で有名な亀山市にある「関宿」は
東海道五十三次の江戸から数えて47番目の宿場町。
日本に江戸時代の街並みを残している地域はたくさんありますが、
1.8キロメートルにも渡って保存されているというのは少ないのでは。
どのお店も目立つ看板は出していないので、何のお店かな〜と
思いながら歩きます。
江戸時代は参勤交代やお伊勢参りで多くの人が行き交い、賑わった場所。
(左)高札場(一般に知らしめるために法令が記されています)
(中央)美容室。 違和感なく街並みに溶け込んでいます
(右)当時の民家ですが、大名行列を見下ろしていても外からはわからいように
二階の窓は“虫籠窓(むしこまど)”といって漆喰で塗りこめられた小さな
格子窓の造りになっています。
「関宿旅籠玉屋歴史資料館」
昭和に入って当時の旅籠が復元されました。
一歩中に踏み入れると江戸時代にタイムスリップします。
「関の戸」
こし餡を包んだ求肥に阿波の和三盆をまぶしています。
江戸時代から続く、とても懐かしい味。
碁石ほどの大きさがじょう〜ひんです。
説明書きには ”天保二年 京都御室御所より陸奥大掾(むつだいじょう)の
名を賜り御用菓子司となりました” とあります。
”御室御所”とは仁和寺のことだそうです。