年が明けて喧噪の都心でも家の近くでも どこも穏やかだと感じます。
この穏やかさがいつまでも続きますように・・・と願いならが
過ごす日々です。
ここ数年の傾向で 日本礼賛的な本が多く出ていますが、
わたしはやり過ぎと感じてあまり読まないようにはしています。
もちろん日本は大好き。だけど日本が絶対に間違ったことを
していないとはいえません。
先日、日下公人著:「いよいよ、日本の時代がやって来た!」
(少し日本礼賛的な本でした^^;)を読んでいて 印象に
残った部分がありました。
産業革命についてきちんとあったかどうかをちゃんと考えるために
「産業革命があった国、なかった国」と「 ”産業革命が終わったあと”
がある国、ない国」と分類してみると、
産業革命があった国はイギリス、ドイツ、フランス、アメリカ、日本、
それからスターリン時代のソ連に多少あった。
そして産業革命が終わったあとがある国(産業革命が終わったあとも
何かをやり続けている国という意味)はドイツと日本くらだ。
確かにアメリカはすっかり金融の国になってしまっている・・・
だから産業革命をまともに通過したあと、その後も続けてまともに
作っている国は これから再び産業の津波を起こせると言います。
日本礼賛が苦手なわたしでも とっても元気付けられた言葉です。
日本の若者たちにはそんなパワーが潜んでいるんだと思いながら
街を歩いていると 高齢の域に入りつつあるわたしさえも背筋を
伸ばして しっかりしなきゃと思うようになります。
新年早々起きているフランスの銃撃事件。
”テロと戦う” と勇ましく宣言する前に、何故こういうことが
起こってしまうのかをよく考えないと いつまでたっても
同じことの繰り返しだと思いますが・・・