イギリスの新旧首相の交代劇

朝7時からほぼ毎日NHKBSニュースをつけています。

普段は特に朝食の時に話をしない夫が 今朝は
イギリスの首相交代のニュースについてぼそっと
話してました。

「イギリスの首相の新旧交代の様子を見ていると
やっぱり自分たちで議会制度を作ってきた国だけ
あって 大人だと思うよ。 それに比べると
日本はまだまだ子どもだな」と。

まず敵の政党がキャメロン首相の功績を称えます。

お決まりのこととはいえ、与党と野党とが交えての
ユーモアたっぷりの議会でのやりとり、そして
キャメロン首相の退陣となります。

たとえ腹の中は違っていても・・・

そしてメイ新首相の演説。

国民に対して抱えている問題を率直に伝え、
解決に向けて努力するときっぱりと宣言します。

実際に実行できるか疑わしいですが、それでも
こうするという道筋を国民に示すことは必要です。

日本はどうかといえば、いつまでたっても
明確な政策も出さずに野党は与党の批判ばかり、
与党は与党で醜い足の引っ張り合いばかりを
しています。

ほんのひとときでも 今回のイギリスの新旧首相の
交代劇のように 相手を称える行為を示すことも
大事なことだねと忙しい朝に会話しました。

教育の場で教科書で教えるのではなく、大人たちが
実際に行動で示していけば 子どもたちはそういう姿を
見て育っていくんだと思います。