時折頭部に湿疹が出ることがあります。
折角の機会、皮膚について知りたくなり 関連本を読んでみました。

- 作者: 青木皐
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/09/17
- メディア: 新書
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身体に誰もが持っている「常在菌」は
健康と美容を支える上でなくてはならないもの。
菌はすべて悪いものとして 過剰に排除してしまうと返って
悪影響を及ぼしてしまう、むしろ上手に育てましょう(育菌)
という話です。
まず腸内常在菌。
食べ物を上手にとって毎日の排便を促し、腸内常在菌を正常に保つ。
特にヨーグルトや味噌や漬け物などの発酵食品を食べましょう。
よく知られていることですね。
次に皮膚常在菌。
皮膚にも何兆個という常在菌がいてそのバランスが崩れた時、
皮膚障害が起きる。良い菌は都合悪い菌をやっつけてくれるから
余計な菌退治などしないほうがよいのだ。
お風呂で肌をごしごし洗ったり、湯舟に長く浸かっては
「育菌」も台無し。ほどほどに。
行き過ぎた清潔を求めるあまりに起こる 弊害の具体例が
ところどころに散りばめられています。 考えさせられます。
自然の力を利用しないのはもったいない。
偏らない食事をして、マメに動く。夜はぐっすり眠って 身体は
冷やさない。そうすれば血行や新陳代謝がよくなって 汗腺や皮脂線も
目詰まりしなくなる。 これも基本的なこと^^;
さらに自然の中に身を置いて 菌を適度に取り入れよう。
最後に引用します。
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まずは手抜きをして健康・美容が手に入るとは思わないようにしよう。
ーーーー(略)ーーーーーー身の回りも、強い薬品に頼らず、マメに掃除をし、
手入れをすることで、人に有害な菌でも不必要に殺さずに、うまく棲み分ける
方法を考えよう。マメに身体を動かせば、汗をかき、腸内も皮膚も常在菌が
喜ぶ。この古くからのパートナーである常在菌を、かわいがり育ててあげれば
菌はちゃんと応えてくれ、気がつけば男女ともに健康美人となっているはずだ。
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「常在菌」は最も安心できる人類の友だそうです。