久々に、2022年年末の紅白歌合戦を楽しみました

10数年ぶりに昨年末の紅白歌合戦を通しで見ました。

 

子どもの頃はもちろん大人になっても20代は楽しみにしていましたね~

完璧に見てました。

 

ところが、いつの頃からか、ベテランと新しい出演者との間の舞台の

ギャップが目立つようになり、統一感のない、はちゃめちゃな紅白歌合戦

になっていって、興味がわかなくなりました。

 

ところが、今回の紅白~は、完全とまでいかないけれど、

結構まとまってました。

 

演歌もポップスも超ベテランの舞台も違和感がほぼなく、

舞台が自然に流れていました。

 

主催者側のNHKは時代の流れをどう自然に演出するか苦慮してそうです。

 

考えてみるとベテラン交代に何年もかかっているようです。

 

一人の、一組の歌手には関わっている人がたくさんいます。

 

もう出てほしくないといっても、そう簡単に切ることができません。

 

歌手本人だけで「今後はもう出ない」と勝手に決められるものではないでしょう。

 

その交代劇が痛々しく感じられます。

 

今回の紅白~では時代を感じながら、ベテランも最近の歌手たちも

じっくり楽しめることができました。

 

ユーミンは70歳に届こうとしているのに、これからの歌い手の

あり方を示唆するような舞台を見せてくれました。

 

本人の感性とか過去を捨てることができる能力、そして優秀な

スタッフを多く抱えているからでしょう。

 

イデアも資本も潤沢にあるんだろうなあ。

 

一方、派手な舞台でなく、一人の歌をじっくり聞かせてくれる

歌手も期待したいです。

 

例えばです。

 

今回出場なしだった森山直太朗さん。

翌日「さくら」を独唱してる番組を見たけど、

充分紅白でも浮かない実力を持っていそうです。

 

以前見た、美輪明宏さんの「よいとまけの唄」も

他の派手な舞台の中でも負けていなかった記憶があります。

 

この先相応しい舞台の流れを担う、若手の実力派歌手が出てくることを是非とも期待したい♫

 

歳を取ると、だんだん触れる機会がなくなる若い世代の活躍。

年の最後に時代の風を確認できる紅白歌合戦はなくなって

ほしくないと思い始めています。

 

しらじらしくなく、全世代に「今、時代はこうだ!」と

知らせる番組に作り上げていってほしい。

 

折角視聴料を払っていることだし、有意義な番組を期待

したいものです。