散歩は楽し  〜 羽咋市、 金沢市 (石川県) 〜    その2

宿泊は金沢にて。




金沢は文化がぎゅっと詰まった街なので、
どこに行くか的を絞らないと ぼわ〜とした旅になってしまいます。

今回は 九谷焼、 大樋焼、 加賀友禅、 漆器、 加賀野菜、
北陸の新鮮な魚を中心に(結構もりだくさん)見て廻りました。



「近江町市場」

八百屋さんで加賀野菜を選んで、宅配便で送ってもらうことにしました。




届いた「加賀野菜」

金時草、 つる豆、 五郎島金時、 栗、 加賀れんこん、 加賀太きゅうり


金時草は天ぷらと 酢の物に。 酢の物にしたらモロヘイヤのような、
わかめのような感じで、ほのかに香りがしました。

つる豆は天ぷらそして 厚揚げと炊きあげました。

加賀太きゅうりは漬物か、冬瓜みたいに煮てあんかけにしてみようと考えています。




「21世紀美術館」

こちらも変わらずの人気です。
今回は入場しないで プールの上から眺めてきただけです。

目的は 美術館前の百万石通りに面した 陶器や漆器和スイーツのお店巡り。
九谷焼の 「北山堂」 や 漆器の 「能作」 (上階には和スイーツもあり)が
並んでいます。




「大樋美術館」


ひがし茶屋街近くにあり、初代大樋長左衛門から十代長左衛門、
そしてご子息の大樋年雄氏までの作品が展示されています。

嬉しいことに 代々の長左衛門さんたちが作ったお茶碗を
来館者自身で選んで お抹茶をいただくことができます。

すごくいい空間でした。

また一階ギャラリーには 主に十代と年雄氏の作品が
飾られていて 買うこともできます。


お土産に大樋年雄氏の湯飲み2客を購入しました。
モダンな柄と飴釉のやさしい感じがとてもよくマッチしています。






加賀友禅会館」

こちらは友禅染めの作家さんたちが集まって作られています。

何と何と 作家さんたちによる手描きの着物を着ることができるのです。

この日は知り合いも一緒だったので、加賀友禅を 思い切って
試着してみようということになり、一週間前に予約を入れておきました。


季節によって 単(ひとえ)や袷(あわせ)や浴衣が用意されます。

人によってサイズが違うため 誰にでも合わせやすいように
上下別になっています。 

そしてたくさんある絵柄の中から選ぶことができます。

とても上手な着付けをしてくださったので、楽なのに緩むことがなく
さすがでした。

1時間コースで4500円。 ビルの近くを散歩してきました^^;



金沢は北陸新幹線が通って以来 人の往来が2〜3割アップしたそうで、
街にとても活気があります。

夜は予約していた 「乙女寿司」 に行きましたが、とても混んでいて
一時間半という制限付きとなりました。

それでも お造りも握りも品よくうっとり、北陸の新鮮な魚も堪能できました。


また気軽に散歩に行こうと思わせるほど 身近になった金沢3泊の旅でした。