これからの職場環境

今朝のNHKの番組「週刊ニュース深読み」のテーマは
「65歳定年 どうなる!? 雇用・働き方」だった。

定年後年金を満額で受け取る年齢が 年々後退しているので
60歳で退職すると年金なしの年が発生する。

それを是正しようと65歳定年の法律を作った。

これは若者が高齢者を支えるのが大変だからという考えから
作られたのだが、若者からは自分たちの職場を奪わないでという
声も上がっているという。

これでは堂々巡り。一体どうしたらよいのか。

ただ会社に依存するのでなく、老いも若きも一人一人が会社に貢献する
という意識を持って働けば 企業の利益は減らないことになるらしい。

イメージ的には従業員一人一人が個人商店的発想で勤めるということか。

実際、ある警備保障会社や大手スーパーマーケットでは新たな部門を
作り、高齢者も立派に会社に貢献している成功例があるという。

出演した専門家(清家篤)の印象に残るコメントは・・・

1)スキルは仕事をしながら身につけていくもの

2)価格で勝負をするのでなく、これからは商品に付加価値を付けて 
  高くても売れるものを作ることが大事
 

  海外からも言い値で買ってくれる商品を作って成功している
  ある地方都市の工作機械の会社が実際にあるそうだ

また視聴者からの意見として 時間のある高齢者は学生(小学生でも
大学生でも)に経験を生かしてスキルを伝えたらいいなどがあった。

我が家も夫があと1年ちょっとで60歳になる。変化の激しい今は 
1年先さえも読めないから 60歳になったらどうするかなんて
その時にならないとわからないと常々言っている。