お父さんお母さんたちに厳しくするのも親孝行

時代は確実に変わっています。

 

以前は高齢者に優しくしましょうと言われていました。

 

今は?

 

これだけ高齢者の割合が高くなってくると、優しくなんて

していられないですね。

 

経済的にも時間的にも負担が大きすぎて若い世代は疲弊していきます。

 

ならば親世代も子ども世代も意識を変えていくしかないです。

 

これからは子どもたちは親御さんに優しくしてはだめです。

 

こう書くと、社会は極端に走る人たちが出てくるから、怖い。

決して悪意を持って突き放すのではなく、高齢者に自立してもらう

ために意識して過剰に優しくしないということです。

 

子育てと同じ、高齢者育てです。

 

幸い離れて暮らしている私の子どもはほどよく冷たいから、私たち高齢夫婦は

各自、自分のことは自分でする、の精神で暮らしています。

他人を頼らなくなった分、昔よりストレスが減り、体調も

今のところ良好です。暮らしの中で暇な時間がなくなりました。

 

そうせざる得なくしてくれた、冷たい我が子に感謝です 笑

 

多少重いものならば持ちましょう。

 

少々膝や腰が痛くても病気でなく、ただの老化が原因だったら

せいぜい歩きましょう。

 

面倒、しんどいという気持ちを捨てましょう。

 

私の場合、好きでなかった家事が運動になる!と思ったら

楽しくできるようになりました。

 

お金を使ってジムに行かなくても、家事やウォーキングや

家でのストレッチやラジオ体操などで体調維持ができます。

これは高齢になった今、実感しています。

 

スマホやパソコンはできるだけ慣れていきましょう。

 

子どもたちにすべてやってもらわない。アプリくらい自分で入れて

使い、出先までの交通機関くらい調べ、何かわからないことが

出てきたらすぐ人に聞くのでなく、まずは検索する癖をつけましょう。

 

何でも丸投げはだめです。

 

ひとりでも多くの高齢者たちが自立して、要介護の高齢者が

減っていけば、若い世代の人たちの負担が減ってくるでしょう。

 

どれだけ今医療や介護に税金や社会福祉費が使われていることか。

真に必要としている人たちにまわしていきたいものです。

 

ひとりひとりの意識の変化が世の中を変えていきます。

 

子どもたちはお父さん、お母さんたちに過剰に

優しくするのはやめましょう。

 

繰り返しますが、悪意でなく、あくまで愛情を持って

厳しくする、です。

 

時代は大きく変わっています。