昨日は「レジリエンスって一体何?」と思い、
”レジリエンス”について書きました。
そして今またいろいろと疑問が湧いてきました。
発展途上国は海外からの支援を受けても国に技術や
スキルやノウハウなどがないため産業が発達しない。
結果、国民は豊かになれない、国も強くなれないので
暴動や戦争が起きやすくなる。
ですが・・・・・
ふと以前読んだ「リバース・イノベーション」という本を思い出しました。
ややこしくてあまり消化してないのですが、先進国とはインフラも
社会制度も全く違う新興国にイノベーションが起きて、
逆に先進国に拡がっていく時代に入ったというようなことが
書かれていました。
インフラも社会制度もシンプルな新興国は元々ないという前提で
開発をするので、安価で使いやすい製品を生み出しやすい。
逆にそのようなものが先進国に拡がる場合さえある。
世界がそんな状況になりつつあるのであれば、この巨大化した日本も
防災、減災を含めた経済効果を充分考慮して投資しないといけないのでしょう。
複雑で巨大化した先進国はそれがためにさらなる発展に
妨げにになることもあると述べられています。
毎日の生活は淡々としているけれど、世界は大きく
渦巻いて動いています。
- 作者: ビジャイ・ゴビンダラジャン,クリス・トリンブル,小林喜一郎(解説),渡部典子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 30回
- この商品を含むブログ (22件) を見る