〜 野口哲哉展 野口哲哉の武者分類図鑑 〜 (大山崎山荘美術館、京都)

大山崎山荘美術館では7月27日(日)まで 「野口哲哉展」を開催中です。

7月27日(日)まで 「武者分類図鑑(むしゃぶるいずかん)」が
展示されています。


”地中の宝石箱(地中館)”から庭を望む

前回訪ねたのは紅葉の季節。
今回はすっかり眩いばかりの新緑になっていました。



”地中の宝石箱(地中館)”入口

こちらは常設展示場でモネの ”睡蓮”やルオーの ”聖顔”、
セザンヌの ”静物”など見ることができます。


野口哲哉氏はまだ30代前半のアーティスト。

展示室に入ると骨董の品々が飾られているような錯覚に陥りますが、
すべて野口氏が作製したものばかり。

自由に想像しながら楽しく見てくださいというような
ご本人のコメントが書かれていました。 

よ〜く見ると どこかに現代を感じさせるものがあって 思わず
ニコッとしてしまいます。 古くて、新しくて、シュール。

背にアサヒビールのロゴがついたヨロイを着た武者の掛け軸や
シャネルのマークが家紋という武者もユニーク。

他に自転車に乗った武者やプラスチックの甲冑を着けた武者など
独創的な作品ばかりで、どれも皆精巧にできていました。



ビジネスマン風(?)



現代の若者のように スニーカーとショルダーバッグを身につけています。

当時の武者たちも戦場を一歩離れれば 現代人とそれほど
変わらなかったのかも・・・



2階カフェにて 
みかんと竹炭のケーキ 「黒田蜜柑兵衛(くろだみかんべい)」

こちらのカフェにはその時の作品からイメージして作られる
オリジナルケーキがあります。

他に 抹茶と柚子の ”京のみやこみち”、 ドライマンゴーと
シナモンビターチョコの ”南蛮虎良(なんばんとらい)”の3種。

リーガロイヤルホテル京都の提供だそうで、楽しい企画です。


JR山崎駅周辺についてはこちらのサイトをどうぞ
http://d.hatena.ne.jp/baikamo77/20130919/p1


尚、JR山崎駅前から無料の大山崎山荘美術館行きバスが出ていますが、
午前中の2時間と午後の2時間に各3本ずつ、他の時間帯はゼロか1本です。
もちろんタクシーもあります。

徒歩だと美術館入口まで7〜8分、さらに美術館まで敷地内を7〜8分ほど歩きます。
行きは上りですが、天気が良ければちょっとしたウォーキングになります♪