フェンスに囲まれて贅沢に暮らすって幸せ?

今日のNHKのクローズアップ現代は 「”独立”する富裕層
〜深まるアメリカ社会の分断〜」だった。

現代のアメリカ社会については堤未果さんの著書でも何冊か読んで
いたので現状は知っていましたが、ほんの一部だろうと考えていました。

でも少しずつ分断社会が拡がりつつあるようです。

富裕層で自治地区を作り、政府は公の仕事を民間に任せるように
なってきました。 教育も警察も刑務所さえも。 

その結果 財政が豊かな地域は住みやすく、そうでない地域は
安全も福祉も切り捨てられていく。

益々犯罪が凶悪化して 塀は厚く、高くなっていくのでしょう。
そんな中で楽園のような生活をしていて 楽しいのでしょうか・・・
外から見たら檻の中にいる動物みたい。

頭のいい人たちは 税金逃ればかりに力を注ぐのでなく、
どうしたら多くの雇用が生まれるかも考えるべきだと思う。
(戦争じゃなくって)

生きていれば病気にだってなるだろうし、思わぬ事故に合うかもしれない。
事業や仕事だってうまくいかなくなるかもしれない。

1%の富裕層は きっとどんな状況になっても確実に
お金が流れ込んでくるシステムを作り上げているのでしょう。

広い国土だからそういう発想になるのでしょうか。
狭い日本でそんな状況になったら 何と息苦しいことか。

病んでるとしか思えません。いずれしっぺ返しされる日がきます。

国ってなんだろう。お金ってなんだろう。
今世界で起きてることを考えると頭がぐちゃぐちゃになります。