〜八月納涼歌舞伎を見に行く 〜 歌舞伎座 (銀座、東京) 〜

歌舞伎座がリニューアルしてから初めての歌舞伎見物です。



地下鉄日比谷線「東銀座」3番出口を出るとそこはもう
歌舞伎座の地下です。

お弁当はじめ、和菓子や歌舞伎関連商品のお店がたくさん
入っていて購買意欲をかきたてられますが、ひとまず
お昼のお弁当と目新しいお茶を買いました。



抹茶と玉露の2種類で、キャップの部分にそれぞれの粉末が
入っています。 キャップをひねって粉を水に落とし
ボトルをよ〜く振って出来上がり。

本格的な冷茶が味わえます^^
1本500円と割高ですが、遊び感覚でお土産としていいかも・・・



今月は 「八月納涼歌舞伎」
毎日11時、 2時40分、 6時15分開演の3回行われます。

今日見たのは11時開演の ”おちくぼ物語” と ”棒しばり”の2つ。

わたしは舞踊入りのお芝居のほうが好きなので、”棒しばり” について少し・・・



酒好きの太郎冠者(板東巳之助) と 次郎冠者(中村勘九郎)は
主人が留守になると 酒蔵に入っては盗み飲みをしています。

それを知っている主人は出かける時に 2人が手を動かせないように
しばってしまいます。
(写真の下2人がそうで、一人は棒に、一人は後ろでに縛られています)

結局そんな恰好でも 二人で協力して蔵の中のお酒を飲んでしまうのですが・・・

棒でしばられた次郎冠者は 手が動かせない状態なのに 豊かな顔の
表情や足腰の力強い動きでの踊りが見ている者を飽きさせません。

今さらながら歌舞伎も相当体力がいるお仕事だなぁと思います。

セリフを発する時の声や言い回しが どことなく先代のお父さんに似ています。

歌舞伎は総合芸術。 役者さんの演技はもちろんのこと、舞台装置、
お囃子さんたち、 衣装・・・・見るところ満載です。

そして幕間で食べるお弁当も楽しみのひとつ。

楽しい非日常のひと時。 また見に行こう。