TPPについて ひとつなるほどと思ったこと

世界や日本の政治や経済について ユーモアを交えて わかりやすく
書かれているあるブログがあり、毎土曜更新を楽しみに読んでいます。

今回は 「TPPとEUの共通点」についてです。

TPPはそういう側面もあるのね〜と思い、自分なりに
まとめてみました。


ポジティブにもネガティブにも語られる TPP。


2国間での貿易最大の自由化は90%前後だとすると

12ヶ国参加のTPPではせいぜい70%が限界だと考えたほうがいいのに

TPPも90%を目標に話し合いが続いている。

協定を修正するときも12ヶ国があ〜だ、こ〜だと言い出せば
そう簡単にまとまることはない。


じゃあ そんな不可能なことを進めている当事者たちは
一体どう考えているのでしょうか。

各国の不都合やマイナスな申し出を ”エゴ”として切り捨ててしまえばいいのだ。

つまり各国政府より優位に立てれば 主張は通ることになる。                                    

ギリシャ問題でいえば EU政府がギリシャの不平不満を聞き入れるのか、
それともEU政府の主張をギリシャに押しつけるのか もめにもめている。

EU政府としての権威をどこまで上げるべきなのか、いつも問題になっている。

この点ではTPPはEUと同じことなんだとブログの著者は言います。 


国としての力が大きく変わろうとしている時代。

食料、医療、保険、貯蓄や年金など身近なことでも
気づかないうちに変化しています。

こういうことを知らないままでいると 理不尽なことに
出合ったとき、訳が分からずに 辛い思いをするようになります。

入ってくる情報が少ないから、わたしたちとは関係ないと考えがちですが、
実はひとりひとりに影響してくる 大事な事だという自覚が必要です。