多様化する社会  〜 旅先の宿泊方法 〜

買い物の仕方、 あらゆる商品の種類、 交通機関、 娯楽、
スポーツ・・・・世の中は多様化して くらくらするほどです。

旅の仕方もしかりです。


宿泊に関しても気づかないうちに 選択の幅がかなり広がってきています。


今までどおりの旅館、 ホテル、 民宿、 オーベルジュ、 割烹旅館、
宿坊、 コテージ、 ウィークリーマンション・・・などなど
低価格のものから超高価格のものまでいろいろ、また旅の目的によって
使う施設も変わってきます。


さらに数年前からは ”カウチサーフィン” という言葉を聞くようになり、
最近では ”Airbnb”(エアビーアンドビー) という言葉をよく耳に
するようになりました。


あまりわかっていないので、カウチサーフィンとAirbnbを調べてみました。


どちらも個人の家を宿泊所として提供して それを求める人に
貸すというスタイルです。 


違う点は 「カウチ〜」 は無償での提供ということに対して 
Airbnb」 はビジネスとして存在しているということだと理解しました。


従来どおりの宿泊施設は 客室の数とか 防災設備とか
衛生面とかで たくさんの厳しい規則がありますが、カウチ〜 や 
Airbnb はあくまで 私的な家を提供するということで、
グレーゾーンな宿泊所です。


こういうのはたいてい欧米発(思い込みがあるかも・・・)で 
すでに活発に利用されているんですね。


じゃあ日本はどうかといえば、いつもながら利用は遅れていて
法規制もこれからのようです。


国境を意識しないで インターナショナルに生きている人たちは
自己責任の元(?)、便利なもの、リーズナブルなものに流れていきます。


やがてこれが主流になっていくと、従業員もほとんどいらないし、
新たな設備への投資も必要ないので、雇用も大きく減っていきそうです。


確かに無駄なものは省きたい。

一方である程度の安全は欲しいし、煩わしさも避けたい。


現場では 古い形態と新しい形態との間での戦いが 
起きているんだなと想像します。


狭い住宅事情の日本では そう簡単に大きく広がるとは思えないし、
プラスとマイナス面を考えれば、今まであった宿泊施設が 完全に
消えていくことはないでしょう。


でも若い世代の間では 狭い空間であってもシェアすることを 
いとわない時代に入っているんだとも思います。


世の中、ほんとに多様化していて その流れを見ているだけでも
ダイナミズムを感じます。



少し古い記事ですが Airbnb (自宅民宿)事情を知ることができます
http://ascii.jp/elem/000/000/962/962110/