「カラオケ」の効用

以前このブログに書きましたが、私は
カラオケが苦手で25年ほど前に行ったきり
それ以来2度と行くまいと思っていました。

ところが一昨年から自治会の役員をしている
関係で一世代上の方たちとの交流も増え、
一緒にカラオケにも行くようになりました。

初めはいやいやでした。でもそのうち
声を出すのは結構いいかもと思うようになり、
月に1〜2度のお付き合いも苦にならなく
なりました。

今ではむしろ楽しいと思えるほどです。

唄っているとこの歌詞の意味は何かな?と
疑問が湧いてきてネットで調べたりすると
世界が広がってきます。

例えば一青窈さんの「ハナミズキ
恋に破れた男性が潔く諦めて、相手の女性の幸せを
願っていると解釈していました。

ところがどうやらそうではなかったのです。
歌詞に出てくる "僕”はお父さん、そして
”君”はその子どもなのだとか。

亡くなったお父さんが語っているようです。
お父さんはお母さんと長く暮らせなかったから
子どもには 「君と好きな人が百年続きますように」
と願っています。

背景その他詳細はたくさんのサイトにありますから
調べてみてくださいね。

また最近気に入っている小林幸子さんの「雪椿」

一番は「やさしさと かいしょのなさが
 裏と表についている
 そんな男に 惚れたのだから
 私がその分がんばりますと
 背(せな)をかがめて 微笑み返す
 花は越後の 花は越後の 雪椿」

惚れたのは本人かと思っていたらお母さん
だったのですね。
新潟出身の小林幸子さんが作詞家の星野哲郎さんに
頼んで作ってもらった母の歌なんだそうです。

そんな背景を知って歌うとまた違ってきます。

また私は週に2回ほどカーブスに行っていますが、
時間があればその前に1時間ほどお一人様カラオケを
することもあります。

相変わらず音程は外しますが、そんなことは
一人なので気にせず大きな声で歌います。

歌は喉を鍛えるので 高齢になるとよく起こる
誤嚥」を防ぐとも言われています。

カーブス + カラオケはとても身体によいことが
わかりました。帰りはいつもすっきり、軽やかに
なっています。

好き嫌いはあるけれど、今では是非とも誰にも
勧めたい健康法のひとつとなりました。